稲刈り+稲架掛け♪ ~大阪から自然農の先生が~

大阪から自然農の畑の先生が

大阪から自然農の野菜作りの先生をしていたW君がビヨンドに滞在に来ています。建築に興味を持ち、小屋作りワークショップに参加するために来てくれているのです。

小屋作りワークショップは毎週日曜日、全五回で約一ヶ月の期間がかかるのですが、その間をビヨンドに滞在してくれているのです。

せっかく彼が来てくれているので、畑で玉ねぎやえんどう豆を植えたりしました。
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ビヨンドではよくツルハシを使うのですが、彼はそれに驚いていました
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「この発想はなかったわ~。やはり、やり方を学んでしまうと、それに考えが固定されがちやね」

自分の場合は、人が言う意見は一つの意見として聞きながらも、結局は自分がしたいようにしています。

W君は私のやり方がわりと気に入ってくれたようで、玉ねぎの植え方を途中から私流に変えていました。自分は逆に、W君のやり方を真似てやってみました。

稲刈り、稲架掛け

そして田んぼに稲刈りに。W君は手刈り、藁での藁縛り、稲架掛けすべて慣れているので、説明いらずでさらさら進めてくれます。

自分が予定があって動けなかった際にも、彼が一人で進めておいてくれました。
本当に助かります!!

そして彼はこう言ってくれています。

「畑から離れてたから、ほんま懐かしいわ~。やっぱり土に触れるのはええわ~!」
「野宿とかしていたから、屋根があるだけでほんまに嬉しいわ!」

カブ(原付きバイク)ではるばる大阪から数日間かけて山梨に来てくれているのです。面白いですね~。新幹線だったら数時間で来れるところを数日かけてくる、、、

お金ないからカブでゆっくり、、、とのことですが、逆に贅沢とも言えますね。

移動に3日もかけ、その間野宿をしながらゆっくり進む、、、
これだけの自由を満喫できている人は少数なのではないでしょうか?

W君は病気で死にそうになったりと、なかなか大変な苦労を経験したりしているうちに、物事を深く考えるようになったようです。そしてたどり着いた答えが、『自由でいること』

これは自分が伝えていることであり、前回W君が五日間滞在した時に深く話した内容です。

彼はシガラミから離れ、旅に出ました。そして今、ビヨンドに来てくれています。

お米を刈り取り、くるみを収穫し、だいこんやカブの間引き菜やワケギ、あさつきなど、、畑に生えてくれている作物を有りがたく頂き、気づくとしいたけが出ていることに驚きながら感謝する、、、

食卓にはそのような食材が自然に上ってきます。

「いや~、ほんまにありがたいね!!このしいたけ、めっちゃ上手いやん!」

苦労が教えてくれること

苦労をすることで、感謝することができるようになったりします。
高級ホテルに4万円で泊まるとして、その設備やホテルマンがいまいちだったりすると不満を持つかもしれません。

「4万円も出しているのに(怒)!!」

W君はトイレもなく、風呂も使えないビヨンドの研修棟に泊まりながら、本当に感謝してくれています。

『幸せとは何か?』

これをしっかりと考える時、お金や効率、競争などとは違うものに価値を見出すことになるでしょうね^^

『ただ幸せに』

お金を求めるのは何のため?

効率を求めるのは何のため?

年収、肩書、肌の色、、、

心を揺らすこれらのものは

本当に大切なモノなのか?

すべてが剥がれ落ち

真の姿を見る時

価値観は大きく変わるだろう

ただ幸せに ただ幸せに