大学受験全国模試で全国二位を取ったことがある男のノート術

家庭教師で教えている小学三年生のSちゃん、勉強に気持ちが乗っているのが分かり、凄く嬉しいです。
今日は彼女と一緒に勉強をしているときのノートを紹介します。


このノートを見ていて自分はすごく嬉しくなりました

自分が伝えたかったことが彼女に伝わっていることがはっきりとわかるからです!
どこの部分かわかりますか?

漢字を囲っている黒丸の部分です。
気持ちが伝わってきますね~、実に!

薄い黒丸と、濃い黒丸があります。ここに気持ちが感じられますね。これを覚えたいんだ!という気持ちが黒丸の濃さに出ています。

そしてもう一か所、黒丸で囲まれた『人工』という文字。
これ、どこに気持ちが表れているかわかりますか?答えは最後に書きますのでちょっと考えてみてください。

ちなみに彼女が書いたノートになんだかぐしゃぐしゃな奇妙な曲線が見えるのが分かるでしょうか?
あれは私が彼女に自分の勉強方法を教えた跡です。

自分の場合、漢字練習でもあのように書いたりするのです。
どれだかわかりますか?どのことを言っているのかもわからないかもしれませんね。
はっきり言って文字だと認識するのも難しいレベルです(^^;)

わかりやすいように、もっとたくさん書いてあるノートを載せます。ちょっとピンボケしていますが、中央にある達筆な書道?のようにみえるぐしゃぐしゃの線です。

彼女の横で、自分が勉強する場合、こんな風にするよと見せてあげたのです。
その実際の字があれです。驚かれるかもしれませんが、自分が実際に勉強するときに書くのはあんな感じだったりするのです。

あんなノートを提出したら学校の先生や親には心配されるかもしれませんね。
しかしながら、自分からするとこのやり方は百点。上の写真の黒丸なんかもばっちり百点!

逆に整然と綺麗に「黄土色、黄土色、黄土色、、、、」なんていっぱい書いてきたとしたら、、、、

自分だったらこう感じますね。
「うわー、これ、ただの作業だよ。勉強じゃないよ?」

このノートの意味、なかなか理解してもらうのは難しいかもしれませんね。
しかし、自分からするとSちゃんのノートの取り方がすごく嬉しかったのでSちゃんのお母さんに見せました。
そしてその意味を伝えました。

『気持ちが入ったノート』の意味を分かっていただき、これまた凄いうれしいです。

書く順番も、上下もめちゃくちゃだったり、急に漢字と違うことが書いてあったり、、、、

「いったい何なんだ、このノートは!?」

「頭の中ぐちゃぐちゃなんじゃないか?ちゃんと整理して書きなさい!」

こんな風に思う人は多いかもしれません。
しかし、自分はこんな書き方が気に入っています。

そして、自分はなんと、大学受験の全国模試で全国二位になったことがあります。高3の夏まで勉強を全然していなかった自分が、情熱を持って勉強したらあんな形になったのです。

実績が出ているのを知れば、こんなノートの取り方も理解してもらえたりするのではないでしょうか?

ちなみに、なんであんな汚い字になるかというと、思いが強く溢れてくるため、字を書くのが間に合わないからです。きちんと書くことよりも感情を優先させているのです

一つデメリットがあるとすれば、、、いつもあんな書き方ばかりしているので字が無茶苦茶下手なまま定着しがちなことですかね(^^;)

自分のノートの取り方については過去にも記事にしていますので、よろしければそちらも参考になれば。

参照ノートが汚いのって悪いの? ~情熱に溢れたノート取り~

さて、先ほどの問題の答えです。

黒丸で囲まれた『人工』という文字

工という字が上からなぞって濃くなっているのわかりますか?

「人工の工の字を覚えたいんだ、私は!!」

という気持ちが出ていますね。素晴らしい!
まぁ、自分がいつもこんな感じで勉強しているというのを見ているのと、「ただ文字を書くだけでもちゃんと気持ちを乗せよう」といつも伝えているのが感覚的にわかってくれて来たんでしょう。

生徒さんや、その親御さんが良い意味でビックリしてくれるのを見るのがすごく楽しかったり♪