学びのコツ講座行いました。 ~『助手席気分』からの脱却~

学びのコツ講座を行いました。

学校などの勉強についてレベルアップしたいと思う人は多いですね。しかし、個人的には成績を上げることに集中するよりも、『自分は何のために生きているのか?』というような哲学的思考ができるようになる方が近道だと思っています。

これだけ言うと、何のこっちゃ?!と思われるかもしれません、、。
しかし、これがコツだったりするのです。
講座では色々な例を挙げて参加者の方々に伝えさせていただきましたが、それが伝わっていたとしたら凄いうれしいです。

子供だけでなく、大人にも当てはまります。

学ぶ際に重要なのは姿勢・覚悟です。

殆どの人は自分の意志で学ぶというよりも、社会的な流れから学ぶべきなのだろうと考えて学んでいると思います。

それは、車の運転に例えるとずっと助手席で運転シミュレーションをしているようなものだと思います。

自分はこの心持ちのことを『助手席気分』と呼び、ビヨンドに来る人たちにその心構えだと学びが非常に効率が悪くなることを伝えています。

目次

まずは目的がないと、、、

「モチベーションがあがらないけど、どうしたらよいのか?」というような質問はよく受けます。
でも、そんな疑問を持つようなこと自体が、ちょっと不自然な動きをしているぞと言うヒントになっています。

助手席気分だからモチベーションがあがらないのです。
何のために勉強するのだろう?というような哲学的思考を経てしっかりと納得することができていればこのようなことにはなりません。

助手席にただ座るのと運転席で自ら運転するのではまるで違います。

あなたがもし運転席に座って運転するとしたら、それはおそらくどこかに行こうとしているからでしょう。
どこかに行きたいからこそ車に乗り込むのだと思います。
そのような人が席に着いた後に「運転するモチベーションを何とかしてあげたい、、、、」と思うケースは非常にまれだと思います。長距離ドライブとかであればそう思うこともあるかもしれませんが。

それに対して、「とりあえず運転方法ぐらいは覚えておかないと将来困るぞ!」と言われ、無理やり助手席に座らせられて毎日数時間も車を走らせられた子供がいたとしても、その子が急に一人で運転できるようになるのは考えにくいですね。

もちろん、実際座っているのは助手席だったとしても、俺は何としても運転したいんだ!という子供であれば助手席から運転手の動きを事細かに観察して運転できるようになれるかもしれません。

結局はその子がしっかりとした目的を持って行動しているかどうかなのです。

英語の単語を覚えるのが苦手という意見も聞きましたが、それも自然なことだと自分は感じます。
自分も高校時代、単語帳を見て暗記している人たちを見て、「うわ~、つまらなそうなこと良くやっているな~。」と思っていました。

自分はつまらないと思うことを無理にモチベーションをあげようと頑張るのではなく、つまらないと思うのには意味があり、それは不自然な動きなのだと教えてくれているという風に感じていたので、逆に面白くなるような違う選択肢を探すほうに力を注ぐタイプでした。

例えば英語だとすると、自分は外国の映画を見て学びました。好きな映画を何回も見て、セリフをまねてしゃべって、できるようになったらまた他の映画を見て、、、という繰り返しですね。

古文や漢文もそんな感じで、現代語訳付きの源氏物語とかを買って読んでたりしました。問題集をやりまくるとか、教科書をずっと読むとかはあまり楽しく感じなかったからです。楽しくないと感じるのは、意味が薄いと感覚的に気付いているからでしょう。

全ては自分が決め、責任を持つ

運転席に座らず、助手席にいるのは学びの効率からすると低いとは薄々感じていたとしても、やはり助手席にそのままいたいと思う人は多いでしょう。

運転席に座るにはなんとなく責任感が伴い、失敗した場合に馬鹿にされたり、責められるかもしれないと思って不安になりがちですから。

最初はうまく運転できないのが当たり前、練習することで上手くなれるのですから、「とりあえず乗っちゃえ!」くらいの方が学びは進めやすいです。

後はそのようにチャレンジする人に周りが肝要でいてあげられると素晴らしいですね。

『一度学んだら10年でも忘れずに覚えている』

このような事を簡単にできるようになるコツは実は心構えだったのです。

参加者の皆様、聞きに来てくださり、ありがとうございました!

2020年度も家庭教師を行います。興味ある方はお早めに連絡願います。
参照家庭教師、コーチング

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