先日、廃材エコビレッジゆるゆるに行った際に村長の飛龍君達と話した事なのですが、もしかしたら参考になる人もいるかと思い、ここで紹介させていただきます。
『表現の仕方次第で周りからの評価がまるで変わるよ。変われば生きやすくなるよ。』という事を伝えるためのお話です。
case 1 引きこもり→在宅ワーク
毎日毎日、仕事に行く生活にうんざりしている人は多いと思います。
そんな時、「なぜ自分はうんざりするのか?」、「本当にやりたい事を自分はやれているのか?」などと考えることは人生において非常に意義があると思います。
しかしながら、「ぼさっとしていないで、ちゃんと仕事しろ!」という圧力を感じ、モチベーションは上がらず不満を持ちながらも同じ日常を続ける、、、、。
そんな生活が続けられなくなり、会社に行くことができなくなったりするケースもよくありますよね。
そんなのを『引きこもり』と呼び、周りからはあまり良くない状態だと認識されるようです。そして本人も恥ずかしさを感じたりするようです。
ところで、私は仕事を辞めてから9年間、一度も働きに出ませんでした。働きに出る気がしなかったからです。まぁ、その後に自由な自然塾を自分で始めたので、結局、働きに出るという感じにはなっていないですけどね。
これ、よく考えると『引きこもり』というように周りからはみれたりできたのかもしれませんね。
自分自身では全くそんな風に考えたことはなかったです。
自分自身を恥じたりなどはまるっきりなかったですね。
というか、まるっきり逆でした。
「何も考えずに働きに出るようではだめだ。何のために生きているんだ?せっかくの人生、自分しかできないようなこと、意義があることをしよう!!まずは何をすべきかを考えよう。それを見つけもせずに漫然と働きに出るなんてことは俺はしないぞ!」
という感じで、むしろ自分の行動を誇りに思っていましたね。
自分としては仏陀とか、イエスキリストや仙人のような生き方をしていると思っていたので^^
ただ、周りからはかなり不思議な生き方に映る様で、こんなことがありました。
自分は妻の実家に住んでいたのですが、お義母さんが周りの人から「娘の旦那(私)はどんな仕事をしている人なんだ?」と聞かれ、返答に困ったということなのでした。
平日の昼間からバスケットボールを持ってドリブルやフェイクを入れつつシュート練習をしたりしながら散歩などをしていたので結構目立っていたのでしょうね。
自分はこの事を聞いて凄く面白い!と思いました。
「当の本人はまるで気にしていないのに返答に困るなんて!」
「仕事に行っていないというのは他人に言いにくい事なのかな?」
「う~む、、、面白い。自由な生き方をしていると、周りは気になってしまうのか?」
恐らく、お義母さんの中では自分がニートとか引きこもりと思われては悪いと気を使ってくれたのでしょう。
そこで、自分はこのように周りの人に言ったらいいのではないかと提案しました。
「彼は『在宅ワーク』をしているそうです。」
日中から瞑想や内観、精神実験などを行っていた私はそのような具体的な内容を言っても理解されないと思ったので、ただ在宅ワークと説明したのです。
すると、、、
いやぁ、面白いですね。
周りの人たちは至極納得し、「いやぁ、やっぱり頭がいい人は違いますね。凄いなぁ~。」みたいな反応だったそうです^^
そんな感じで、ワード先行と言うか、イメージに凄く引っ張られる人は凄く多いと思うのです。在宅ワークではなく、ひきこもりですと伝えていたとしたら、周りの人の評価はまるで違ったものになっていたと思います。
case 2ブランド
もう一つ例をあげます。
以前、自分は育てた野菜を近くの直売所で販売していました。
すべて手作業でやっていたので量もたくさん売ることとかはできなかったため、ちょっと高い値付けにさせてもらいました。逆に直売所で販売されている野菜たちは一般のスーパーなどよりもずっと安く売っていたりしたために値段の乖離が大きく感じられたようです。
「ビヨンドの野菜、高くないですか?」
なんて言葉が人づてに耳に入ってきたりしました。
そこで、「実は自分の野菜は有名な自然食品店にも出していて、それと同じものを直売所でも出していて、しかもそちらでは少し安く売っているんだよ。」と説明したら、、、
「え!!あそこで売っているやつだったら高級品じゃん!そりゃぁ、高いわ。」と納得してくれたのです。
”う~む、、、”
自分は凄い興味深いと思いました。
多くの人は対象をそのまま見るのではなく、周りからの格付けや評論で価値を決めたりしているからです。
新製品が出ると思わず買ってしまったり、ブランド品に惹かれてしまうのも似たような背景があるのではないでしょうか?
まとめ
どうでしょう。伝わったでしょうか?要は、大切なことは自分でちゃんと説明してあげれば、周りからの理解を得られることがあるよということです。これができるとできないの差は物凄く大きいと思います。
なぜかと言うと、周りから理解されないままの場合、そのまま突き進むことにハードルを感じる人が多いからです。
逆に理解が得られると、まるっきり違う展開となるのです。
周りから抑制されるどころか、応援されるようになったりするのです。そして更に褒められたり、感謝されてしまったりするようになるのです。
こうなるとモチベーションは劇的にアップします。
そしてそうなると実際にできるようになってしまったりするんですよね。
これは本当です。自分は一般的に言うとかなり大きな成功体験をしてきていると思いますが、それらの根底には常に、上のような有難い循環がベースとしてあるのです。
どのような感じでそのような循環が得られたかは、過去記事を読んでいただければわかってもらえるかもしれません。
参照
- 入社試験に落ちながら、面接官に思いをぶつけることで逆転合格!特別待遇にまでなった話
- 自分が『自分』でいられるのは、、、~愛あればこそ~ vol.1 「落ち着きの無い小学生?」
- 『0点なんて最高じゃん!』何でも遊びにすることで、高3の半年で偏差値が31から75まで上がってしまった話 ~顔が輝かないようでは実力は発揮できないよ~
最初は「はぁ(*´Д`)?」みたいな対応をされたりするのですが、その後にちゃんと説明をすれば、わかってもらえることが物凄く多いです。というか、自分の場合、殆どのケースはそうなっています。そうならない事は稀で、もしそうだとしても、タイミングがまだ早いだけだなと思っています。
自分の気持ちを素直に言えるようになるには、普段から素直に生きることが凄い重要です。
情熱をもって生きていないと、情熱をもって相手に説明することはできませんからね^^