生きるチカラ向上講座 第三回の様子

生きるチカラ向上講座の第三回を行いました。
この講座では生きていく上で私が必要だと考えていることを実戦形式で教えていくことで、参加者自身が生きていける自信を獲得し、自分らしく自由に生きてもらうための後押しをしています。

そして実際に、講座を受けて凄く変わったという声が参加者から出てきました。
いつか田舎暮らしとかできたらいいなとぼんやり考えていたのが、生き方を変える具体的な方法を考え始め、会社に退社の意思を伝えて動き出したという人が複数出てきています。
また、入社して間もないのに関わらず、既に違う道を歩むことを決意した人も。

考え方や性格を構築するうえで体験は非常に大きな意味を持ち、そしてそれを繰り返し経験することが重要です。
今回の講座を全回参加のみに限定させていただいたのはそういう意図からですが、見事に結果が出てきています♪
当初8月は講座の開催予定はなかったのですが、「毎月参加していないと都会の日々の生活に引きずられてしまうので、」と開催要項を頂いたので急遽補講も行いました。

目次

小麦を挽いてパン作り

パン捏ね。パン作りが好きなN君が率先してパンを作って焼いてくれました。

ビヨンドでちょうど小麦がを収穫したのでそれを粉に挽いてパンを作ることに。

焼いたパンも食卓に。前回の講座で作った桑の実ジャムを添えて。

石組み

石組み。カチッと決まる形に組むのは結構難しいです。しかも、石が重いので気軽に回転することもできないのです。そんな大変さを経験できると、石垣を組んだ昔の人達は凄いなぁとしみじみ思えますね。

上手く乗せられると気持ちいいです。

竹建築

竹はかなり有用な資材だと思います。今回の建築に使用した竹も長さが6.5メートルあるのですが、そんな長い材はホームセンターなどでは売っていませんし、軽トラでも運べません。しかし横から伐り出すだけなら女性一人でも可能なのです。しかもそんな竹が毎年毎年出てくるので切ってもすぐに新しいのが生えてくるという贅沢さ。
竹を動かないようにぎゅっと縛るのは結構練習が必要ですが、できるようになると役立つ頻度は高いです。

マルシェで使う日よけ用の骨組みを作成。

ロープクライミング

ロープを使って木登りを行いました。
ロープの結び方をマスターすれば安全に簡単に木に登ることができるようになります。
登るのにそれほど力はいりません。
スルスル上手く降りてきています。これができると気持ちいいです。

人とのコミュニケーション術実習

自給自足を目指す人は割と多く、何でも自分の力で解決しようという姿勢の人は結構いますね。それ自身は悪いことではありませんが、そのような人が陥りがちなことがあります。
自分の能力を上げることや自分に役立つことに集中するあまりに周りを見る余裕がなくなり、視野が狭くなるのです。
凄い改修技術を持っていたとしても、物件を借りることができないと進まなかったりします。
自分の経験からすると、自分一人で持てるような技術なんかより周りと上手くやっていけることの方がずっと重要ですね。

ただ、周りと上手くやっていくこと自身が凄く苦手という人は多く、今回はそのへんの実習講座を行いました。

2人ペアになって物件を貸してもらう交渉を代わりばんこにやってもらいました。
まぁ、予想通りでしたが、何というか固い感じに聞こえました。
自分は沢山の物件をこれまで使わせてもらっていますが、地権者さんたちとの接し方は毎回同じで、自分のありのままでした。
その違いを説明しました。

日干し煉瓦作り

裸足で踏み踏み。最初は素足になって土を踏むのを嫌がっていたお子さんも、結局は「これ楽しい!」に。

順調に作成が進んでいます。

新しく作った型も使ってレンガ作り。

意見交換会

講座の終わりには毎回、皆で話し合いをしています。
内容は次にやってみたいこととか、今後どうしていく予定かなどもありますが、皆の気持ちの変化などをシェアすることで参加者同士の良い刺激にもなっていますね。
自分は見ていて参加者さんの姿勢、雰囲気が変わったのを感じるのですが、それは他の参加者さん達も同様のようです♪

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