四年前から家庭教師で教えている子がいます。
当時のその子は勉強があまりにもできないので病院に連れて行った方が良いと学校側から告げられ、両親も何とか勉強を教えたが改善が見られずに困っているという状況でした。
その子と話してみたら、勉強ができないと周りから見られている原因がわかりました。
まぁ自分からするとよくあるケースだと思うのですが、その子は自分の感情・感覚を大事にする子だったのです。
先生や周りに期待される答えを出そうとする人が多い中、自分の感覚を大事にしていたのです。
自分もそうだったので、気持ちはよくわかりますね^^
周りの期待する答えが返ってこないと、周りからすると「こいつはできない奴だ」とみなされてしまうケースは多いと思います。それはそれでもったいないので、周りの人が期待しているのはこういうことだよと教えてあげれば、それに答えることができるようになったりします。
自分の良さを保ちつつ、周りとも強調していくことができるのです。
そんな教え子と四年前にこんな話をしたことがあります。
「小学校の小テストって前の日に勉強したら結構点数とれるよね。問題数も少ないし。」
「それはまぁ、大体の人ができると思うのだけど、今日勉強してテストは明日ではなく3か月後だとしたら解けるかな?」
「絶対無理。」
「そんなのできるわけない?もしできたら天才だと思う?」
「できる気が全然しない。できたとしたら普通じゃないと思う。」
そしてその会話の4年後、4年前にその子と共に覚えたことをテストしてみました。3か月後でなく、4年後に。
自分の予想通り、4年経った今でも問題を解くことができました。一緒に覚えた自分も全問正解。
四年前はそんなのができたら『天才』と思っていたのに、気づくと自分ができるようになっている。
自分が家庭教師をやっていて楽しいとか充実感を感じるのはこんな一時ですね。
一般的には天才しかできないと思われるようなことを実は多くの人が自分でできるようになります。
そんな事を多くの人に知ってもらえたらなと思うので、久しぶりに勉強のコツ講座を開催します。
興味がある人いましたらこの機会に是非。