『里山・農業 体験BANK』の取材で里くらさんが来園

『里山・農業 体験BANK』の取材で里くらさんが来園してくれた。
この体験バンク、、実は自分が発案したものが市の職員の目に止まり、ついには事業化されてしまったというもの(^_^)v

2014-09-08 11.24.44
都市部などから泊まりこみで自然体験などをしたいというニーズが有るらしく、それに対して画一的な体験などを提供するよりはもっと個性的な農園や施設などを紹介できたらいいんじゃない?という想いがあり、それの実現に向けて窓口となって頂いている『里くら』さんが動いてくれているのだ。

自然農園ビヨンドでは「こうやると出来ますよ」ということよりも「どうやっても良いんだよ。だから、感じるままにやってごらん」というような事を伝えていきたい。

教科書に書いてあることと真逆のことだとしても、やりたかったらやったほうがいい。
先生たちは子供達に、それをやらせてあげれたらいいな。

自分はそういう流れを訪れた学校の先生や生徒に伝えられたら面白いなと思っている。

自分は農業はまるで知らなかった。そして始めた。
やりたい(試したい)と思うことはたくさんあった。そしてやればやるほどやりたいことが現れた。
そして農薬や肥料、堆肥などを使わなくても野菜がバンバン育ったりするのを目の前で体験した。
これは周囲の方々からは難しいと言われていたのだけど、、、

更にはビヨンドでは水遣りさえも基本的にしていない。灌漑設備もないしね(^_^;)
草刈りも場合によっては殆しない。それでも野菜を育てることは出来た。

農業大学校を卒業した人がビヨンドを訪れてこう言った。

こういうやり方は農大では全否定ですね、、こういうのはありえないという前提で授業が進められます、、。

そして実際にできているのを見て、習っていたのが必ずしも正しくなかったことに気付いたようだ。

このようなことは農業だけでなく、殆どの事に当てはまると思う。
だから、自分としては『先生』や『本』のいうことを盲信するのではなく、参照にするくらいにして自分で感じたことを大切にしてもらいたいな~と思っている。

これは勉強とかそんなのではなく、生き方そのものなんだ。
ルールがどうとか、そんなのではなく、自分はどう感じるか、、

結局、農業体験とは全然関係ないことを伝えたがっている農園のため、「農業体験を生徒たちにさせてあげたい」という趣旨のみの学校にはビヨンドはそぐわないかもしれない。

しかし逆に、ただ単に教科書に書いてあるような農作業をやるだけでなく、もっと子供達に自然に触れることで目が輝いて欲しい、自然に興味を持って欲しい!と言うような種子を持つ学校にはうちは気に入ってもらえるかもな^^

里くらさんのはなしによると、東京の学校の方が北杜市に視察に来てくれるそうなので、その時に自分が直接お話しをする機会を持たせてもらえれば、その辺は伝えることが出来るだろう。

『里山・農業 体験BANK』、、これからどんな発展をしていくのかな~

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