先日、太陽光パネル設置に関する意見交換会、二つに御呼ばれして参加してきました。
様々な意見
一つは大泉で開催されたもので、市民ネットワーク、市民フォーラム、市議会議員、環境評議会委員、先生などが参加されていました。
もう一つは明野で開催され、設置に推進的な方、慎重な方などがフランクに話し合いました。
現状
- 他の地域に比べて北杜市には多くパネル設置が認可されている
- 実際に設営されているパネルは認可されているものの約1/6で、まだまだ増える
慎重意見
- パネルや電信柱の乱立は景観を損ねるので規制(条項設置など)が必要では?
推進意見
- 原発なんかによるとずっと良いのではないか?
- 耕作放棄地として草ぼうぼうにするくらいならパネルを設置したほうが人のためになる
目の前の状況は同じでも、人によって様々な見方ができますね~
自分と違う意見をもつ人達に対し、ただ反発を覚えるか、それとも相互理解の道を探るか、、ここが大きな分かれ目になるでしょうね^^
ちなみに、自分は環境審議会の委員としてこれらの会に呼ばれたのですが、環境審議会の委員として参加したのは自分一人でした。
委員の参加率が低い事に対して不満を感じる方もおられたようで、「委員としての責任や自覚が低いんじゃないのか?」という声も聞かれました。
ここで環境審議会の委員というのがどのように決まったのかをお知らせすると、私の場合には「前明野町代表区長だったから、明野代表としてお願いします」との流れでした。
他の議員さんも同じように決まったのかどうかは知りませんが、環境意識が非常に強く、強い責任感を持った人が立候補するという形では無かったんじゃないかなと思います。
もし大半の方々が、「環境審議会というのがあるので悪いのですが委員を引き受けてもらえませんか?」というような依頼を受けて承諾していたのであれば、まるで儲けにもならない会議に毎回出席してくれるだけでもご苦労様だと思います。
委員の選出方法などにも再考の余地があるかもしれませんね。
皆で自由に使えたら良いな
北杜市でパネルの設置が多いのは、使われずに放置されている土地が多いという背景もあると思います。
現状、このような土地の活用法としては、企業誘致や太陽光パネルの設置などが思いつかれることが多いようです。
これらの魅力的な土地の活用法として、他にも人々が喜ぶような使い方が知れ渡るようになれば、選択は変わってくるかもしれませんね。
個人的には、空いている山や耕作放棄地などは山林公園や市民農園のような形でドンドン活用されたりすれば面白いかな~と思っています。
放棄されている畑を利用して、耕作したい人が耕作し、収穫したい人が収穫するくらいの流れになれば、ものすごい豊かさを感じるようになるでしょうね。
小学校からの帰り道に、そのような公共農園から子供達が野菜を収穫して持って帰ってこれたりすれば、結構面白いと思います。
まぁ、そのようなシステム構築には多くの人出が必要になったりと面倒な面もあるでしょうから、やりたがらない人は多いかもしれませんね(^_^;)
お互い様
相手も反発するだろう
相手を認め
理解を示せば
相手もあなたを理解しようとするだろう
そうして初めて
共に歩める