個別指南で受験勉強を教えたHG君が京大を目指すことに! ~制限からの開放~

数カ月前にわざわざ愛知県から受験勉強の仕方を教えてください!とやってきてくれたHG君。その時は「成績はかなりやばいです」と言っていたので、まさか京大を受けるとは思っていなかったです^^

「多分浪人になってしまうですが僕も京大を目指そうと思います。」

「何よりも京大は自分のしたい事が出来るって聞きました。それに京大のシンボルの1本の木にも深い意味が込められていて凄く関心しました。」

そしてこんな質問も。
「室田さんの学生時代の時教授などはしっかりと生徒の面倒とか見てくれましたか?あんまりほったらかしだと少し自分は怠けてしまう部分があるので、、」

これに対する自分の回答は(自分が通っていた時からかなり時間が経っているので今はどうだか知りませんが)、「基本、もろにほったらかしだよ。そこがいいところなんだけどね♪」

京大の校風はかなり異色かもしれません。他の大学に行った人達から聞いた話とかなり様子は違いました。
昔を思い出しながら、少し紹介させて頂きます。ノーベル賞受賞が多い理由がわかってもらえるかもしれません^^

試験対策委員

京大には試験対策委員というのが存在しており、一、二回生の一般教養科目について単位が取りやすい講師たちの紹介や、過去問の配布などを行ってくれています。

この委員の活躍のおかげで、自分は一般教養の科目に関して殆ど出席すらしないですみました一度も授業に出ず、まったく勉強しなくてもテストで「リンゴの絵を書いたら合格」なんていう意味不明なものまでありました^^

「自分の興味あることに打ち込めるように、興味が無いものに関しては徹底的に省けるように」活動してくれている彼らの存在は本当に有りがたかったです。

自由を重んじる講師たち

「無駄なことはせずに、やりたいことに打ち込め!」という姿勢は、講師側からも感じることが出来ました。
「単位が欲しいだけであれば出席は不要です。」
一番最初の授業に顔を出した時に講師が言っておられた言葉で、コレを聞いて生徒たちはぞろぞろと退出しました(私もね)。

自由を謳歌する生徒たち

このような環境は生徒たちの個性を伸ばすのに最適だと思います。
ただ、誰もあれやれ、コレやれ、とは言ってこないので、思いっきりダラケてしまう人達も多いです(^_^;)

まさに本人次第。

後は気持ち次第!

そしてHG君からは強い想いも届きました。

「京大を目指すという事を言って応援の言葉を返してくださったのは正直いって室田さんだけです(笑)
色んな人は僕の成績を知ってるので、様々な事を言って来くるのを分かるので言ってないんですが、やっぱり京大に行きたいです。絶対にいきます!!!」

素晴しい意気込みですね~。こういうのには心動かされますね!
その後のやり取りはこんな感じ。

ヤス

「行く気持ちがない人は絶対に行けないからね。逆に行く気持ちが強い人は行けてしまう可能性が高い。成績ビリだった自分はまさにそうだったしね^^」

HG

「はい!!やはりいつも室田さんには元気づけられてしまいます。」

HG君が絶対に京大に行く!と思ってくれたのは本当に感動的です!
京大が自分の出身校だからとかそんなのではなく、普通だったら馬鹿にされて口にも出せないような実力であると自分で知りながらも、絶対に行くんだと思ってくれたからです。

これはまさに、自分が個別指南で彼に教えたかったことが伝わっているという事なのです。

『自分は何者か』

これを決めるのは自分です。そこに多くの人は制限を自らかけます。それにきづき、そこから開放されることがすごい重要であり、それが伝わっているからです♪

何に力を注いでる?

あれはアレだし、、、

これはこうだし、、、

出来ない理由をいくつも数え

更には他から探しても来る

その力を出来る理由探しに使ってみたら

見える景色は変わるだろう

さあ、あなたは

何に力を注いでる?