保育園の遠足

遠足でさがみ湖リゾート プレジャーフォレストに行ってきた。
かなりの晴天で、斜面が多い園内を歩きまわるだけで少し汗ばんだ。

園内では色々な乗り物に乗ったが、真悟が一番気に入ったのは立体迷路だった。
出ては入って四回くらいトライしたな。
中はいろいろな穴をくぐり抜けたりする必要があり、大きなランチボックスを抱えたまま入った一回目はかなり動くのに苦労した。二度目からは妻が外で待つようになったのでそこに荷物を預けて入った。
頭に汗をかきかき、真悟は喜んで迷路を歩き回っていた。

oyako-ensoku

全員の交流が目的だと思うのだが、面白いことになぜか昼食などは各自自由に取るとのことでバラバラ、、、、
うーん、、、既に友だちがいる人達はいいけど、この遠足で友だちを作ろうとしている人達にとってはややハードルが高くなるな~
実際、自分が明野に引っ越してきたばかりの時にすぐに親子遠足が会ったのだが、そこで友だちをつくるのはちょっと難しかった、、、。

もうちょっと皆で自然に絡めるような設定だと自分としては良い気がするな。

お昼ごはんを友達と共に食べたのだが、その際に真悟がミカンを他の子供達に配りたいと言い、二人で配って回った。
貰ったお友達はありがとうと言って微笑み、その後に自分のお菓子をお返しに持ってきてくれた。
他のお友達も同様にしてお菓子を持ってきてくれた。

そして素晴らしい光景が広がった
『お菓子を友達に渡すと友達が喜んでくれる』という事に喜びを見出した子供たちがこぞって自分のお菓子を他の子供達に自発的に配り始めたのだ。

こういう流れが一番楽しいんだよな。
相手の笑顔を見ることを喜びとして行動する。そして笑顔になった人も自然と行動をとってくれた相手を笑顔にしてあげたいと行動を起こしたくなる、、、、、

そんなシンプルで美しい連鎖を子供たちは目の前で目をキラキラさせながら見せてくれた。
世界中の皆が同じような事をしたとしたら?世界はガラリと変わるだろう。

電車の改札やスーバーのレジは無くなり、対価を求めたり、富を囲い込もうというような考えはなくなるだろう。
そんなことできるわけない?

アハハ、実は簡単にできるんだよな。
心の制限を外せば、心の壁を取り除けば、、、

子供はそれを見せてくれている。