授業中に落ち着いていられない子供達 ~だからどうした?~


「ちゃんと座っていなさい」、「きちんと授業を受けなさい!」、「ノートをしっかりとりなさい!」

学校ではこんな事を先生に言われるかもしれません。
それが出来ないと「落ち着きがない」ということになり、問題児扱いされることもあるかもしれません。

でも、このような指導は先生側からの観点のみで物事を考えているように感じます。生徒の気持ちをしっかりと受け止めてあげたり、感じようとしてあげたら、もっと違うセリフが口から出ると思うのです。

自分自身が子供の時、授業は退屈に感じました。説明を聞きながら教科書を読んでいたら、自分としてはもっと先のことがしたくなる。必然、先生の話はあまり聞かなくなり、ノートなんかもとらなくなったりします。

自分としては、ノートを真面目に取ることなんていうのはほとんど意味が無いものだと思っていました。実際、黒板を書き写すのが忙しくて、自分の頭で考える暇がなくなったりしている人達は多いように思えましたし。

そんな経験から、もし先生から自分の子供達についてそのような注意を受けたとしても、まるで気にならず、逆に先生たちに子供達の可能性などについて説明します。しかしちょっと寂しいことに、先生たちから「あなたの子供は発達障害ではないですか?医者に見てもらって下さい!」などと言われると心配になってしまう親御さんは多いようです、、、。先生も、親も、もっと子供達のことを信頼してあげれるといいですね。

自分の小1の子供(真悟)に中学入試試験を見せてあげました。クイズ問題あるから解いてみる?と。「俺、わかった!」と、さらっと答えを出しました。隣で小5の姉(支温)はうなりながらノートに式を書いたりしています。

真悟が答えを出した過程を早口で支温に伝えていましたが、支温は何を言っているのかなかなか理解できなかったようです(真悟の説明がいまいちだったというのもあり)。

授業などでは、10説明して、5か6理解できれば良しだと思いますが、真悟を見ていると、3説明しているうちに、勝手に10に進んでしまいそうな感じを受けます(興味ある教科のみ)。

真悟はこのまま行くと、通常の授業では飽きてしまうかもしれません。先生に注意を受けるかもしれません。でも、そんな時は彼に、自分の子供の時の話をしてあげようと思います。

「パパも小学校の時、1年から6年までずっと通信簿には『落ち着きがない』と書かれていたよ。でも、それは逆に褒められるべきことだと思うんだ。ただ落ち着いて、何も考えずにノートなんかとっていたとしたら、自分は今のような活動はできていないよ。人に物事を教えられるようになるには、まず、自分で考え、自分で動けることのほうがずっと大切なんだ。落ち着いているようでは失格だよな^^」

「こやつ切れる!」久しぶりにそんな風に思える人に出会ったと思ったら、それが自分の子供だったという、親バカ過ぎる投稿でした。

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