京都大学の教授がビヨンド自然塾に来てくれました。自分の運営するNPO法人みんなの街にインターン生として来てくれている京都大学大学院のChouさんの担当教授であり、その彼(M.U.さん)が視察にわざわざ京都から来てくれたのです。
[Chouさんが大分かしこまっている、、]
「先生が来る!!」
Chouさんは物凄い緊張していました^^
学科に関しては厳しい先生というイメージを持っているようです(^^;
教授は凄い多忙のようで(京都日帰りなので当たり前?)、ビヨンド自然塾での滞在時間はわずか一時間。
後は殆ど移動時間なんですね、、、お疲れ様です!
滞在時間が1時間だったため、自分と30分、Chouさんと30分話すような予定だったのですが、自分の活動の説明を大分気に入ってくれたようで、「Chouさんとは他の手段でも話はできるので」と、結局ずっと自分とだけ話す感じになりました。
Chouさんはビヨンド自然塾で自分と共に行っている活動を大学で発表することになっていますが、実際に実地を見せて私が紹介しておいたので先生も理解しやすくなったと思います。
[いや~、これは凄い!!とお喜びの教授]
[Chouさんに作ってもらった曲線の床を見て、凄い技能を持っているじゃないか!と褒められていました]
ビヨンドやNPO法人みんなの街の活動はホームページや紙の報告書を見ただけでは深くは伝わらないと思います。
特にビヨンドの活動は実際に来てもらい、話を聞き、体験したりしない限り理解できないと思います。
自分は普段からこんなことを参加者の皆さんには伝えています。
「学校で教科書から学ぶだけでは教科書に書かれていないことに対処できなくなりがち。自ら考え、工夫できるように普段から行動することが大切」
タイルベンチに座りながらも教授とそんな話をしました。
「先ほど見せたChouさんが作成していた土壁。そしてそこにあるcordwood house、更にはこのタイルベンチもそこらにある土、木、草、竹などで作っています。自分からすると全部一緒なのです。
しかし、殆どの人はこんな風です。『土壁つくりは専攻していたのでできますが、ベンチは違う学科なので私はわかりません。』習っていないことは知らないで終わりになってしまうのです。土壁の作り方を形式的にではなく、土や草を混ぜることで得られる性質をざっくりと学んでいれば、それはベンチづくりにも実は活かせます。そういう発想を得たり、工夫しようという思いを持つ人が少ないように感じています。だからビヨンド自然塾では『工夫』することを教えているのです。」
これには教授も深く頷いてくれました。
ビヨンド自然塾での滞在が凄い刺激になったといってくれたU教授。今度はゼミ生を連れて合宿にでも来てくれたら面白いなぁなんて考えています。
ビヨンドやNPO法人みんなの街では大学との連携などは大歓迎なので、興味ある学校関係者の方など、お気軽にご連絡ください。