One Day フリースクール～哲学対話＋焚火でナポリタン～

2020/11/08

12/5土曜日に一日限りのフリースクールを開催します！
公立の小学校の現役の教師が「既存の小学校の枠にとらわれずにもっと自由に教育がしたい」という想いを胸に、一日フリースクールの教師をやってくれます。

当日は既存の学校と違う授業をお子様には楽しんでいただき、大人の方々は理想の学び場についての意見交換をしたり、あらたなフリースクールの立ち上げのきっかけの場などになったら面白いなと思っております。

こんな方々に

フリースクールに興味があるお子様、親御さん
フリースクールで働いてみたいと思う先生
フリースクールを作りたいと思っている人々

校長；ビヨンド自然塾代表　ヤス
講師；小学校教師　渡辺双葉

校長挨拶

「ビヨンドではフリースクールやらないの？」

よくこんな質問を受けます。自分はかっちり決め事を作るのは好きではなく、月～金まで曜日で決めて動くというのもなじみません。

と、自分がそんな感じなので自分が先生（担任）としてフリースクールをやることはないかなと思いますが、子供たちが自由な発想を持つための手助けをするのは好きなので、他にも先生が確保できるのであれば、そんな場を提供するのは良いなと思っています。

今回、子供たちがもっと自然に学べる環境を創りたい！という熱い想いを持つ教師の方がいましたので、臨時で一日間、フリースクールを開催します。先生にとっても生徒さんにとっても有意義な時間になりますように。

教師挨拶

イベントの背景、哲学対話とは

私は、公立の小学校で教師をしています。子どもたちに学んでほしいと願うことは、「自分の中にある想いを言葉にすること」そして「違いを知り、受け止めること」の二つです。日々子どもたちと接していると、学校では自分が本当に言いたいことはなかなか言えないのではないかと感じることがあります。大人の社会でも、そんな風に感じることはありませんか？

今回の哲学対話は、オランダ独自の教育であるイエナプランの「哲学おしゃべりカード」を使って、色々なテーマについてそれぞれの子どもたちが「何を言ってもいい」、「相手が嫌な気持ちになることは言わない」というルールだけを守りながら、お互いの考えを深めていく時間にしたいと思っています。分からなければ分からないままでもいいし、相手の考えを聞いているだけでもいいです。答えは求めません。
私自身、子どもたちとのこういう哲学する時間を持つ経験はまだまだ浅く、初めましての子どもたち同士でどんな対話になっていくのか見えないからこそ楽しみです。ぽつりぽつりと落ちたしずくが、やがてじんわり心の中に広がるような、そんな経験を子どもたちにしてもらえればと願っています。