大学生の頃に受けてくれたKくんが、八年越しにまた精神探求講座を受講しに来てくれました。
私に会いたいという情熱で、当時、山形から山梨まで来てくれたK君、滞在中に大学を休学することを決意し、その後に一年間研修生としてビヨンドに滞在してくれました。
哲学専攻で精神探求に熱心に取り組んだK君、八年経った今はどんな感じになっていたのでしょうか?
参照
自分はすごいワクワクした気持ちで彼と話をしました。
そして八年ぶりにまた講座を進めたところ・・・・
すごいですね!とても20代とは思えない精神性!
自分が以前、講座で教えたことをちゃんと今でもできていました♪
すごい嬉しかったですね~。
精神講座の第一回は「なんで、なんで、なんで?」という、出来事とそのときの自分自身の感情を深く探り、その相関に気づいてもらうという内容なのですが、彼はそれをすんなり出来るようになっていました。
実はこれ、大分練習しないとかなり難しいです。
すんなりできることは以前の講座を受けた後、ちゃんと練習していたということでしょう。
彼が題材としてあげてくれたのは「犬の鳴き声がうるさくて、夜寝れない時があった」というもの。
最初はうるさいから嫌だなと思ったものの、そこからいろいろ彼自身自分の内面に深く入り込み、結果としては、犬の鳴き声に感謝するまで自分自身の力で至ることができていたのです。
起こる出来事は全て完璧で、その完璧さに気づけるかどうか。
これなかなか気づくのが難しいですが、さすが一年も自分と一緒にいただけあって、よくできるようになっています。
そしてこの彼の話は同席していた他の参加者(O君)にも大きな刺激となりました。
「犬の鳴き声がうるさい」という現象はどうしても嫌なふうに感じてしまう。
しかしそれを深く考えてみると実は犬は悪くなく、うるさいこと自体も悪くなかったのです。
それではなぜ、最初、嫌な気持ちになってしまったのか。
そのへんの考え方をK君の話に補足してO君に教えたところ、自分の考え方の癖に気づいてもらえたようです。
K君、タイムリーにわかり易い例を提供してくれてありがとう!
K君自身も、以前講座を受ける前は気付けなかったことですが、今では気づけるようになっているという事実は、O君に勇気を与えたことでしょう。
精神探求講座では、ちゃんと理解してもらえれば、苦しみや憎しみの感情が、ありがたさ、感謝に変わるほどの意識の変化を起こすことが出来ます。それだけでなく、今までの常識がすべて吹っ飛び、説明ができないような事が起こるようになったりします。
完全にマスターしてもらうのはすごく時間がかかりますが、頭で理解するようになるまでは割りと誰でもできるようになります。
今回、新規に受講してくれているO君にも変化が訪れるといいですね^^