筏制作＋川下り　～若者向けイベントの様子～

2018/09/012018/09/20

バンブータワー合宿に続き、若者向けイベントをまた開催しました。この企画も大学を休学中の若者から「是非やってほしい！」との要望を受けての開催です。

冒険をしよう！

身の回りにある自然の恵みを活かし、冒険的な活動を通しながら素晴らしい仲間との出会い、楽しい思い出を作ろう！というコンセプトで、ざっとした説明だけして、あとは自分たちで竹の切り出し、加工、筏制作などをしてもらいました。

Day1 筏制作

よ～し、それでは筏を作るぞ～！

まずは竹を切ります。

切ったら結びます。

結びがゆるいと、筏が分解してしまいます、、、

隣の川で浮力チェック。

ついでに炭焼き！

夜も縛り方の練習に余念がありません。二日目は、現地で筏を組み立てるからです！

皆さん、真剣。これが上手くいかないと翌日の筏下りはできなくなったりするのです^^;

失敗こそ学び♪

自分は先生－生徒みたいな関係はあまり強く作らず、あまり教えません。教えすぎると、自分で考える癖がつかなくなるからです。自らバンバン練習し、自分自身で感覚を覚え、失敗など恐れずにドンドンやってみて欲しいと思っています。

「100％作り込んでから初めてスタートする」というスタンスを持つ人は多いですが、それよりも20%しかできてなくてもとりあえず試してみたほうが課題が見つかりやすく、行きたい方向性も見えやすくなることが多いと思います。「とりあえずやっとみよう！」的な姿勢が一番楽しいし、効率的でもあることが多いんですよね。この事を学んだと最後の振り返りで言ってくれた参加者さんもいて、凄く嬉しかったですね＾＾

失敗を恐れずにバンバンチャレンジしやすくなるヒントになると良いなと思い、四年前に書いた記事を再度紹介します。
参照失敗が『怖い』から『オイシイ』になっちゃった！　～価値観の変化～

Day2 川下り

皆で朝ごはん。

現地に到着、運びます。

川で筏を組み立て。昨日の練習が活きます。

さ～、乗れるかな？

うわ～、バチャン！！

ついに乗れるように♪

石を避けながら下っています。

最後の振り返り、意見交換。

協働で絆は深まる

皆で一緒に一つのものを作り上げる、一緒に作業するというのは楽しいですね。
特に、泊まり込みで一緒に活動するなんて言うのはものすごく良いですね。仲間感が凄く上がってきますね。できれば1週間位あると良いと思いますが、自分はまだそこまで長い合宿企画はまだしたことがないですね。でもイベントではなく、ボランティアやインターンでは一週間どころか一年とか一緒にいたりしますけどね＾＾

やってみないとわからない

「筏の長さは3.5m」と伝え、そのように設計してもらったのですが、出来上がった筏は4.5mくらいあったりしました。これだと軽トラで運ぶのが凄く難しくなります。最初にそのことは伝えていたのですが、実際に長い竹を軽トラに積んでみたら竹が倒れて落ちそうになりました。そんな体験を実際にしてみると、「確かにこれは危ない！」と気づくことができます。そういう体験があるまでは、「ま、ちょっとくらい長くて良いんじゃない？」くらいにしか思わないと思いますが、体験すると意識が凄く変わります♪

「竹をしっかり結んでね。グラグラだと筏が分解する可能性があるので。」
そのように伝え、縛り方とその要点だけは教えておきましたが、やはり実際にさわってみないと完全にはわからないでしょうね。

しっかり結んだつもりでも、運搬時に竹の形が変形することで、もっと安定な形に動き、縛りが緩くなることがあります。場合によってはかなり緩みます。その場合、結び直しになるのですが、これは残念なことではなく、凄くいい学びになります。川の上で揺らされることで紐が緩む可能性を事前に教えてくれたのですからね！

: アイスブレイク

: 長すぎの竹を調整

: 軽トラの荷台で

: 現地で組み立て

: 乗れてる

: 炭焼き

: 邪魔な竹を炭に

: 二人でハンモック？！

: 夕ご飯

: そうめん！

: 昼ごはん

若者へ

学校などでは、教科書を読み、教室で学ぶかもしれません。いろいろな知識を得て、資格をとったりもするかもしれません。でも、その学びを本当に活かせたり、そのために本当に幸せになる人ってどれ位いるでしょうね。
『なんのために学ぶのか』、『自分は本当はどこに向かいたいのか？』
こんな事を自分に問いかけられるようなクセをつけると、迷いにくくなります。

「本当に自分がやりたいと思うことを、周りの目などは気にせずに本気でトライしてみなよ！人生が拓けるよ！」

ビヨンド自然塾とコラボでイベントしたいという方、こんな感じでいろいろな事ができますので、お気軽にお声がけ下さい～