知人のMさんが訪ねてきてくれた。
船瀬俊介さんの講演会を進やるのでその告知を手伝ってくれとの事だった。
講演者の船瀬さんは、『抗がん剤で殺される』、『やってみました一日一食!』などの著者で、医者に頼らずに生きていこうと提唱しているらしく、Mさんはその考えに共感し、人々にも知ってもらいたいと講演会を企画したようだ。
興味がある方はご参加ください^^
しかし、自分の感想はと言うと、、
といったところ。
Mさん自身が素晴らしい体験をされているのだ。
そしてその体験を活かし、人生において面白い行動を起こしているのだ。
笑ってうつ病を克服!
Mさんは以前、うつ病で二年間闘病した経験があり、入院治療にまでなっていた。
入院中に彼の頭のなかにあったのは「死にたい、死にたい、死にたい、、、」だけだったと言う。
そして、Mさんは実際に病院の窓から飛び降り自殺を試みた。
病院のスタッフに抑えられ未遂に終わったが、強制退院となった。
その後、Mさんはラフターヨガに出会い、薬ではなく、笑いで病気の克服を試みたのだ。
そして、、遂にMさんは重度のうつ病を克服してしまったのだ!
これは去年、Mさんは共に長野のシャンティクティに遊びに行った時の車の中で聞かせて頂いたお話だ。
自分はコレを聞いていて、ウンウンと頷いていた。
Mさんは自分が精神世界を深く探求していたことを知っており、自分と話をしたいと思ってくれていたので、自分の想いを語らせてもらった。
「今まで自分にヘイコラしていた部下が見舞いには来なくなる。しかし、何故か自分が辛く当たっていた部下(Uさん)が頻繁に見舞いに来てくれる。Uさんは会社が忙しいのにもかかわらず有休を頻繁にとったり、子供が病気だからとか言って早退することが多かったりしたのが気に入らなかったのだ。」
「そして気づく。Uさんが早退したり、有休をとっていたのは、こういうワシのようなものを労るためだったのではないか!そんな優しい彼女のことを『不真面目だ!』などと思ってしまった私は、なんと愚かだったことか!!」
「もしワシが生きて会社に戻れることがあれば、次はUさんの用な人のことを認めてあげよう!しっかりと評価してあげよう!」
「このように思う時、病状に変化が起こり出すんですよね。それまで自分が被害者だと思っていた時は、病気は辛いものでしか無かった。しかし、病気により気付きが得られ、無事に生きた後にやりたい事が現れると、病気ではなく、その後の人生にフォーカスが移る。
その気持ちの変化が、病状の変化を引き起こすんです。その時、病気は『辛いもの』ではなく、『有難いもの』に変わっています^^」
ありがとう共和国
実際にうつ病を笑いで克服したMさんだからわかってくれるとは思ったが、やはりわかってくれていたようだ。
「その感謝に気づかせてもらったことが非常に有り難く、『これは是非、他の人々にも伝えたい!』と『ありがとう共和国』というものを作ったくらいです。ワハハのハハハ。」
そう、Mさんは実際に北杜市白州町に『ありがとう共和国』というものを作り、農的な暮らしの提案をされているのだ。
自分はまさにそのご自身の事をお話になれば良いのにな~と思うのだ^^
脳梗塞は学びの一部
Mさんは今年、脳梗塞になった。大事に至らず、今もお元気なのだが、この脳梗塞についてもこんなコメントをしてくれた。
こんな風に明るく話すMさんが自分は好きだ。
Mさんは更に、ダーチャ計画を建てており、小屋を作り、それと農地とをセットにして人々が使えるようにするらしい。
これはまさに自分が今、準備しているのと同じ動きだ。
自分は今、農園に竹で小屋を作っている。
そのことを話すと、「竹か!それは思いつかなかった!是非見せてください。」と興味を持ってくれた。
竹での小屋作りは現在試行錯誤しながら進めているところで、まだまだカタチにはなっていないが、これが簡単にできることを示せたら面白いな~