ボランティアスタッフ萌子のスタッフ日誌

ボランティアスタッフのMちゃんがスタッフ日記を書いてくれました!

なぜビヨンドに来るのか 幸せに暮らしたい。〜萌子の場合〜

以下、転載します。

じめまして!萌子です。

 

度々ビヨンドのブログに登場させていただいてますが、今回は最近の体験などをシェアしたいなぁと室田さんにこぼしたら、書いてみる?と声をかけて頂きました。

拙い文ではありますが見て頂けたら幸いです。

 

 

わたしは今、埼玉と北杜市の二拠点生活をしています。

(気が付けばそうなっていたという感じなので言葉にするほどの実感がないのですが。)

北杜市にいるときはビヨンドで平日ボランティアとして家を作ったり農作業や古民家の改修をお手伝いしたりしています。

 

子どもも一緒なので、遊んだりしながらゆるくやってます。

 

 

これを読んでる方の中にはビヨンドに興味がある人や、今の生活に何かしら疑問を抱いたり変化を求めているかたもいるでしょうか。

 

 

なんでビヨンドにいるのか

ビヨンドでの体験

など、私の場合を紹介させて頂こうと思います。

 

 

小さい子を連れて、保育園にも行かず家族以外の人と多くの時間を過ごすお母さん

って あまり一般的ではないかもしれませんが・・・

 

自分の幸せと子どもの幸せって何だろう。

 

どういうふうに暮らしたいんだろう。

ずっと考えていた中で

 

出てきた想いはこれでした。

 

自然の中で いろんな人と関わりながら気持ちよく過ごしたい。
家族を拡張したい。
日々面白く過ごしたい!

 

です。

 

葉っぱ屋さんを営業中のこども🍁

 

・子どもが生まれる前から具体的ではないにせよ、自然を感じられるところに身を置きたい

と考えていました。(住んでた環境に息苦しさを感じたりしてたからです。)

 

・子どもが生まれてからは、親と子だけの関係性、家族の形に限界を感じた

( 親だけの価値観に影響されて育っていかれるのも怖さがある。

もっといろんな人に触れたら、いろいろある中から本人が自分で選べていいじゃん!と思った。)

 

いろんな人と遊ぶ

 

日々に感謝の気持ちがわいてこないことに違和感がありました。

あれ?何かがマヒしてる…?と思った。

 

 

私の場合、いつかは死ぬだろうけど、当分は生きているのが当たり前だと思ってしまいます。

生きてるのがあたり前だと思うと、明日も同じように周りの人に会えるのも当たり前だと思い、会えるのが当たり前だと思うと、気持ちを伝えなくても、目を見て話さなくてもまぁいいか、という様に思ったりしてました。

例えば

🐸スマホを見ながら、上の空でなんとなく会話をしてしまったり

🐸作ってもらったご飯を、ちゃんと味わないで食べちゃったり。

 

あることが当たり前な状況になると

気をつけていても色々なことがぼやけてしまいます。

 

 

ビヨンドでの暮らしは

子どもと一緒に自然の中に身を置きつつ、色々な人と関われて

自分を当たり前から少し遠ざけた暮らしにしやすい。

私が願ってた環境でした🌸

 

これ、実は最近気が付いたんですけどね。

 

朝、窓を開けて外を眺めると毎日違った表情のアルプスの山々と対面する。

 

落ち葉のパリパリする音を聞きながら歩くとどこかで鳥が鳴いている。

 

 

 

 

 

作業の合間にみんなで笑いあってると、満ち足りた気持ちになります✨

お昼ご飯の後に縁側でまどろんだりするのも気持ちよくて最高。

 

 

 

 

自分の中で当たり前になっていたことが崩れて、嬉しくなる!ってこと

 

ビヨンドにいると度々あります。

 

 

例えば…家の壁🏠

家に壁がある。

まぁ当たり前です。

 

ビヨンドでは活動の拠点となっている古民家に滞在させてもらっていますが

ここではまだ当たり前ではありませんでした。

 

古民家はこちらに通う人々の手によってリノベ―ションを重ねられてきました。

が、まだいろいろやることがあります。

壁の隙間もその一つで、外と繋がってしまってる所がところどころあるせいで

室温がマイナスになることも増えてきました。

( ビヨンドのある山梨県北杜市は美しい山々に囲まれた寒冷地。地元の人によると1月2月はもっともっと寒くなるらしい…)

 

 

冷たい風の吹くある日のこと

冷たい空気が壁の隙間を通って居間に直に流れ込んできたので

毛布をかぶって子どもと震えていました…(大袈裟)⛄

 

すると…

室田さんがインパクトドライバーを持ってきて

引き戸を何やら弄り始めました。

隙間が開きまくっているガラス窓の修繕でした。

 

ずれていたガラスが枠にはめ直されて、ネジで固定されると、

ピタッと隙間がなくなりました。

修繕の効果は抜群で、すぐに風が止んだのを肌で感じられました。

 

 

冷たくなくなったーー!!!!!

嬉しいーーーーーーーー!!!!!

とわたしは喜びました!

 

 

今までの環境にいたら、そんなに家の壁のことで喜ぶことはまずなかったでしょう。

 

寒い!

手間がかかる!

めんどくさい!

過酷!な状況

見ようと思えばそう見える状況

ですが…

 

 

見方を変えてみると

寒いと少しの暖かさでも嬉しくなる。

壁に穴があると、壁が塞がる喜びが味わえる。

壁を塞いでくれる優しさを感じられる!

寒くて、穴が空いててよかった〜!!💛

 

と、なりました。

 

この感覚は私にとって新鮮で、楽しくて、ありがたいものです。

 

日々の些細な事が嬉しく、面白く感じられます。

 

後ろの綺麗な青い背景はブルーシート。風よけにGティが囲ってくれた。

強風の日はよくなびく。これも嬉しかった!

 

(とはいえ他の住環境はある程度整っているので

特にサバイバルしてるわけではありません💛)

 

 

不便なら不便なりに考えて楽しむ、という過ごし方ができるのは

今の時代、贅沢だなぁと思います。

 

以前作ったという竹炭を七輪に入れて大きな換気扇を稼働させれば

なんと!炭火でフライドチキンもできました。(クリスマスパーティーにて)

 

 

 

ここまでいろいろ言ってきましたが

最後に一番の理由を言うと

 

室田さんを始め、ボランティアに来る他のかたがたがあたたかくて心地いい。

一緒にいられて楽しいから。

 

って単純な理由でした!

 

あたたかいみんなのおかげで、私やこどもも毎日元気に暮らせています。

すごくありがたいです。

 

 

 

ここからは余談になります。

1ヶ月前、私は机に向かって真剣に考えていました。

もし地球が何らかの理由でどうにかなるとかして

 

残りわずかな命だとしたら、何がしたい?
どう過ごしたい?

 

 

その時に浮かんだ答えは

ビヨンドの人たちに

 

美味しいものを作って炬燵で一緒に飲んだり食べたりしたい!

 

でした。

 

今やろう!と思ったので

思い浮かんだ時は埼玉にいたけど、山梨行きのバスに乗って行きました。

 

 

みんなで食べる食事は最高に美味しくて嬉しかった🌟

 

体に染みわたるお汁粉の甘さといったら。

 

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございます!!

 

もしも会えたら一緒に心から遊びましょう~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
萌子