家庭教師で教えている小学三年生のSちゃん。
二年生の時に算数ができなくて本人も先生も周りも自信を失っていたそうですが、実は能力を発揮できていなかっただけなんですよね。
自分が子供に教える際、『心の姿勢』を凄く重要視しています。
勉強で言えば、勉強に対する接し方、とらえ方、心の持ち方などですね。
やる気がないまま、だらだらとやるのは物凄く効率が悪いです。
それだと能力もまるっきり発揮できません。
- 楽しくてしょうがない!
- 思わず今日もやってしまった♪
- ちょっと次のページもやっちゃおうっと。
こんな感じだと素晴らしいですね。
Sちゃんに自分の能力に気付いてもらうために昨年の5月に出した問題があります。
ランダムに選んだ10個の単語を順番を違えずに全部覚えてもらうものです。
「今から10個の単語を覚えてもらうね。これくらい覚えられるでしょう?」
「うん、覚えられる。」
「学校の小テストとかさ、勉強して次の日か三日後くらいにはテストあるじゃん。あれだとまぁ、解けても普通だよね。今からやる問題はさ、半年後位に答えてもらいたいんだ。」
そう、覚えてもらって答えてもらうのはすぐではなく、半年後とかの設定だったのです。
勉強に対する姿勢がまだできていなかったその時のSちゃんは「絶対無理、、、」との答えでした。
しかし、その時に勉強に対する姿勢について教えたところ、、、、、
なんとすんなりと10個の単語を覚え、8か月後の先日に聞いてみたところ無事にすべて正解してくれました!
「明日まで覚えていられればいいや」くらいのノリでやっていた勉強に本気で取り組むとまるで違う結果が得られることを実感してもらえたようです。
本人が凄くびっくりしていたのが凄い印象的でした。
こういう変化は普通に起こり得るということを多くの人たちに知ってもらえたらなと思い、今年もまた勉強の仕方講座を開きます。
興味ある方はご連絡ください~。