キャンプ@ビヨンド ~想いの共有~

皆がそれぞれの想いを持ち寄り、それを共有する、そんな場として使って頂けたらいいなとの想いで開催したキャンプ@ビヨンド。

きれいな星をゆったりと見る

火を見ながら、ゆったりと語り合う、、、

それぞれの想いを胸に、静かに感じる、、

目次

自作テント

T君はビヨンドの野宿イベントの常連。

テントがなくても何でもいいから、集まれる人で集まって農園でキャンプしたいな

というシンプルな思いで開催している農園宿泊イベント。

コレまではテントを持っていないのは主催者である自分のみで、参加者の方は皆、自分のテントを持参していた。

自分はテントがなかったので、ブルーシートで適当に作ったり、そのままシートの上で寝ていたりしていた。

それがなんと、今回はT君はテントを持参せず、自分でブルーシートで作ってみたいと言う!

うーん、、良いね!そういうノリが非常に良いね!

T君と気が合うのは、こういうノリの良さ、『とりあえず試す』というフットワークの軽さが自分と似ているからだ。

そして実際に出来たものを見ると、懐かしい感じが♪
自分がI君とともに第一回の野宿イベントで作ったものと酷似していたから^^

自分の方は竹林から竹を切り出し、ティピーを作成。
このシートはSちゃんからお借りしたもの。
東京から来ていた研修生のIさんと共に『友達とダベっている』時に借りる機会を得たものだ。(非常に助かりました、Sちゃん、ありがとう!)

学校ってなんだろう?

今回の参加者には小学3年生の男の子(J君)がいた。
彼は小学校には殆ど通っていないという。

何で行かなくなったのかな?と聞くと、「勉強の時間が長過ぎる」との回答
恐らく、彼が提示された勉強内容がつまらないのだろう

つまらないものを”頑張って”やるというのは非常につまらないし、非効率だな。
J君と話していると、彼は興味がある者に関しては非常に熱心に取り組むような感じだ。

ドラえもんやガンダム、マクガイバーの話を目をキラキラさせながらしてくれた。
二日目の朝も竹で剣や手裏剣が作れることを知ると、自分で喜んで手裏剣を作っていた。

自分が興味を持つものを見つけ、やりたい事が見えてきた時、学ぶべきものというものが見えてくるだろう。
その時、『勉強の時間が長過ぎる』なんていう気持ちは微塵も感じなくなるだろう。

『うわ~、どれだけ時間があっても足りないよ~。まだまだやりたい事がいっぱいあるんだ!』
まぁ、こんな感じになるだろうな。(経験者は語る)

想いの共有

生産者発行チケット ~お金を介さない世界~

参加者のTNさんから『お金を介さない場作り』のお話を聞かせて頂いた。

『お金なんて気にせずに楽しく生きていける世界』というものを創りたいと思う自分としては、TNさんの言う『お金からの脱却』という提案はよく理解できる。

お金の代わりに『生産者発行チケット』を流通させたらどうかという案だ
畑の手伝いをしてくれた人に1000円分の野菜と交換できる券を発行したり、レストランがランチ券を発行したりするというカタチ。

自分としては、お金がチケットに変わっても『対価を求める』という点ではまるっきり変わっていないので、もっとシンプルに『対価さえ求めない』といういカタチがいいと思っている。

TNさんもその点については同じ想いのようだ。
そして実際にそうは思いつつも、それは一般的に受け入れられにくいとの感触を得ているという、自身の体験に基づいて考えだされたのが『生産者発行チケット』システムのようだ。

自分が『作った野菜はすべて無料で配ろうかな』という考えを実行に移さなかったのもTNさんと同じような経験をしたからだ。

『無料だと気が引ける、、』
『一度は頼めても、継続的に頼みにくい、、』

という遠慮の気持ちが働き、上手く進まないことがよくあるのだ。

TNさんの案はそこを考慮したものであり、理想型に近づくための中間段階に移行させるための施策としては良いかもしれない。

でも、聞いていて課題も感じる。
生産者発行チケットが他種類になると、持ち歩くチケットが増えて煩雑になると思われるのだ。
ポイントカードなどがあまりにも多くて財布が膨らんでいる人も多いと思うが、それが更に膨らむことになる。

やはり自分としては、『地球家族』を増やしていきたいな。
突飛すぎて?理解されないかもしれないけど(^_^;)

NPOの立ち上げ

他の参加者さんが帰った後、T君とともに色々とお話をした。

自分がこれから街づくりをするために、NPO法人の立ち上げを検討中であることを告げ、既にNPOの代表をしているT君にアドバイスを色々と頂いた。

自分は理念重視で、『現実的』な考えというのは吹っ飛ぶ傾向が強い。
現実的かどうかなんかはほぼ無視で、理想に向かって直進するのを好むのだ。

そして、それはNPOの性質にそぐわないかもしれないなと思ったりもしている。

というのは、NPOは会員全員で方向性を決めていくような組織なので、皆で意見を出し合い、ただ多数決を取るとすると、非常に常識的な行動指針が出てしまったりしないかな、、とちょっと感じるのだ。

ま、やはり基本は同じような理念を持つ人、理念を共有できる仲間を探すのが一番重要なところなのだろう。

『お金なんかよりも、ただ皆が幸せでいられる世界を創りたい!!』という想いを持つ人、いましたら一緒に街づくり、世界創りをしていきませんか?

連絡お待ちしております~

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